10月20日公開のマガポケ掲載、中武士竜先生『十字架のろくにん』103話をご紹介します。
北見と川奈に誕生日を祝ってもらった俊。
うれしそうな俊を見て、川奈と俊は付き合っているの?と、北見は言いましたが…。
※本サイトでは内容に興味を持ってもらえるようあらすじ(ネタバレを含む)を紹介しています。 著作権の都合上、コマやセリフの大幅な抜粋はしておりませんので、詳しい内容はぜひコミックスをご購入いただきご確認ください。
『十字架のろくにん』102話までのあらすじ
前話の詳細はこちら。
北見と川奈に誕生日を祝ってもらった俊。
記憶がない俊の誕生日を今日にしようと考え、血のつながりはないが、2人は自分たちを家族と思ってと言ってくれました。
うれしそうな俊を見て、川奈と俊は付き合っているの?と、北見は言いましたが…。
『十字架のろくにん』103話の内容(ネタバレあり)
電話
東千鶴が寝ていると電話がなりました。出てみると、かけてきたのは俊でした。
驚く千鶴の部屋に俊がドアを開け突然入ってきて、全部思い出したということと、君のことが好きだ!と告白します。
千鶴は私もだと答えると、ベッドから飛び起きます。
しかし、そこに俊の姿はありません。
千鶴は夢を見ていたのでした。
「なんだ夢か…。」がっかりしながら、もう一度ベッドに横になると、今度は本当に電話がなりました。
知らない番号が表示され、誰だろう?と思いながら電話に出ると、俊の声がしました。
夢と一緒の展開にまさか告白されるのかとドキドキする千鶴がどうしかしたのかと言うと、
至極京と言う人物を知っているかと聞かれます。
知らないと答えると、千鶴に聞いたら何か思い出すかもと思ってと言いながら、俊が電話を切ろうとしました。
千鶴は待ってと呼び止め、2人は会う約束をしました。
祖父と暮らした俊の家
千鶴は俊をおじいちゃんと暮らしていた家に連れて行きます。
火事で真っ黒に焼けた家。
立入禁止のテープが巻かれていますが、焼け跡は今もそのままになっていました。
これが自分の家なのか、と言う俊に千鶴が当時のことを話し始めます。
少し沈んだ顔で、俊は殺さなきゃならない人物がいると言っていた、といいました。
その言葉を聞いても、何1つ過去を思い出せない俊。
諦めて歩き出したとき、同じ敷地内にある蔵に目を止めました。
記憶が戻る
一目散に蔵に向かって走り出した俊は、蔵の戸を開け、中に入りました。
中は真っ暗で、千鶴が携帯でライトをつけると、1枚の写真が飾ってあるのが、見えました。
「北山部隊」写真の上にはそう、書かれていました。
すると俊は何かを思い出したように、横の棚を開け、中にあった銃を手に取りながらつぶやきます。
後ろで誰かが「俊!何やってる?」と言う声がします。
その瞬間、全ての記憶を取り戻しました!
復讐を誓ったあの日のこと、過去に成し遂げた復讐の事、唯一成し遂げられていない至極京を殺す事も。
次の話はこちら!
『十字架のろくにん』103話の感想
2回連続で番外編のような話が続き、ちょっと肩透かしを食らった感覚を覚えた方も多かったのではないかと思いますが、
今回は、やっと本編に戻ったようですね。
記憶を失ってから、初めて過去の自分を知る東千鶴に会った俊。
しかし、至極京というキーワードがなければ、自分の過去を知ろうともしなかったのでしょうね。
また千鶴が、祖父と暮らしたあの家に俊を連れて行かなければ、記憶は封印されたままだったと思われました。
この話ではいつも、千鶴が俊の行動を起こす発端を作ってきましたが、記憶を戻したのも、また千鶴だったとは。
記憶が戻った俊は、記憶を失っていた間のことは忘れていないのでしょうか?
忘れていなければ、北見と川奈と協力し、京への復讐を再開していくでしょう。
しかし、また千鶴は巻き込まれてしまうのか?
北見と会うまでの俊の身には何が起こっていてのか?
あの十字架の傷は何なのか?
次回からは急展開で話が進んでいくと思うと、待ち遠しくてたまりません!
(ライター:かずみん)
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