三浦糀先生による週刊少年ジャンプ2022月40号掲載の『アオのハコ』最新67話をご紹介します。
千夏先輩の好きな人。
それはカレン先輩もすぐにわかるあの人だったのでした。
※本サイトでは内容に興味を持ってもらえるようあらすじ(ネタバレを含む)を紹介しています。 著作権の都合上、コマやセリフの大幅な抜粋はしておりませんので、詳しい内容はぜひコミックスをご購入いただきご確認ください。
『アオのハコ』66話までのあらすじ
前話の詳細はこちら。
大混乱の中終わった文化祭。
そして戻ってきたいつもの日常。
大喜たちはいつも通り部活の練習をしているだけなのだが、やはり文化祭のことであらぬ噂がたってしまうのでした。
千夏先輩は久しぶりにカレン先輩と会うことに。
久しぶりと言うことで女子トークにも花がさきます。
話題は千夏先輩の好きな人は誰かと言うことになってしまいました。
『アオのハコ』67話の内容(ネタバレあり)
千夏先輩の気になる人は?
カレン先輩が千夏よりも先にそれは大喜じゃないかと当ててしまいます。
千夏はそれを静かに認めました。
しかしまだ自分が完全に好きになったわけではないと言いはじめました。
千夏はここで私を好きになる過程のことを、花を育てている環境のことに例えました。
カレン先輩も心の中で多少呆れています。
千夏は大喜と初めて出会った時のことを思い出しています。
最初はどこにでもいる男子中学生に過ぎなかった大喜。
お互い会話するようになってどういう人なのかと言うことを知っていくことになります。
それは自分が蒔いた種が芽になって成長していく過程のように思いました。
芽はだんだん大きくなっていくんだけど、花が咲くまでには至っていないようです。
千夏自身もバスケとかの練習で忙しかったりして、芽の成長が遅いんだと言う事は理解していました。
カレン先輩も話を聞いているうちに、花がちゃんと成長していったらその人を好きになると言う事なんだと解釈をしていました。
そんな中であったこの間のアクシデント。
千夏は自分でもどうしたらいいかわからない状態になってしまったのでした。
カレン先輩も実はなかなか人を好きになるのが遅いタイプなので、その気持ちはわかるらしかったのです。
その上でアドバイスをしました。
千夏は花が咲いた時点でそれが人を好きになることだと思っているようですが、人によっては芽が出た時点でそれを恋愛の始まりと感じる人もいるのだと。
恋愛は一人一人スピードが違うものであると。
カレンは、きっといつか人を好きになる瞬間があるから、その時は自分の気持ちを認めることだとアドバイスをするのでした。
カレンの妹が乱入
2人が話をしているうちに、あやめと言う女の子が部屋に入ってきました。
この女の子はどうやらカレン先輩の妹らしいのです。
あやめは2人とは全く正反対の性格のようで、男をとっかえひっかえしていたのでした。
そして千夏はまた大喜の家に帰ってくることになります。
大喜の家族たちは千夏のことを家族同然のように歓迎してくれるのでした。
大喜が部活の練習で体育館に入ると相変わらず周りの人たちは自分たちの関係について噂をしているようでした。
この日ここで大喜にびっくりするようなサプライズが起きます。
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『アオのハコ』67話の感想
冒頭の千夏先輩が大喜のことを好きかどうかまだわからないと言うのは、きっと照れ隠しでしょうね。
千夏も自分が普通の人とは全く違う考え方と言うことに酔っているんじゃないかな。
この辺はさすがに高校生と言ったところですね。
特別なことを言っているようで別に特別ではないというのが、さらにそれを加速させていると思います。
読んでいる人は大体同じような感想を持ったと思いますが、千夏の心の花が成長しているうちにそんなことをやっていたら、他の人に取られる可能性もありますよね。
読みながらそう思っているうちに、本当に漫画の中の登場人物のカレン先輩が自分と同じようなことを言っていて面白かったです。
(ライター:R)
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