9月29日公開のマガポケ掲載、中武士竜先生『十字架のろくにん』101話「デート①」をご紹介します。
「京ちゃん」と言い残してこと切れた権田。
しごくきょうと言う言葉に過剰に反応した俊ですが…。
※本サイトでは内容に興味を持ってもらえるようあらすじ(ネタバレを含む)を紹介しています。 著作権の都合上、コマやセリフの大幅な抜粋はしておりませんので、詳しい内容はぜひコミックスをご購入いただきご確認ください。
『十字架のろくにん』100話までのあらすじ
前話の詳細はこちら。
権田を始末したジュージカ。
最後に権田は「京ちゃん…。」と言い残しこと切れました。
その言葉を聞いた俊は我を忘れ、動かなくなった権田を揺さぶり、きょうって誰だ!と叫びます。
その後、テレビ番組に至極京が出演していました。
しごくきょうと言う言葉に過剰に反応した俊ですが…。
『十字架のろくにん』101話の内容(ネタバレあり)
誘い
北見医院に戻った俊は「しごくきょう」と言う言葉とおぼろげに浮かんだ顔について考えています。
誰なんだろう?自分に関係のあった人物だろうか?
大事な事を忘れているのでは?
そんな俊の前に川奈がやってきます。
川奈がどうしたのか尋ねると、俊は大丈夫と答えます。
すると次回の休診日に予定があるか確認します。
予定がないと答えると川奈は「12時に駅前に集合!」と言います。
俊が何をするのか聞くと、「ひみつ」と言って走り去っていきました。
俊は休みに川奈から誘われ、内容は秘密と言われたことをデートの誘いか?と、悩みます。
しかし休みに予定が入るのは初めてなので、ワクワクしています。
その様子を見ながら北見と川奈はうなずき、何かをするようです。
遅刻
待ち合わせ場所で川奈を待つ俊。
なかなか川奈は現れず、時計を見ると3時間も遅刻しています。
「少しの遅刻ならいいけど、3時間も遅刻なんて何かあったのかもしれない。」
心配になった俊は様子を見るために、川奈のマンションに行くことにしました。
川奈の部屋
部屋の前に着くと玄関のドアが開いています。
何があったのだろう?と中に入ると部屋が荒らされています。
川奈は無事なのか?もしかして最悪な事になっているのでは?
恐る恐る中に入るとドン!という何か落ちる大きな音がしました。
その部屋のドアをそっと開ける俊。
中にはベッドから落ちて寝ている川奈がいました。
その姿を見た俊は、鬼のような形相になります。
目を覚ました川奈は寝ぼけながら「俊くん、何か用?もしかして夜這い?」とふざけたことを言います。
俊の顔はますます怖くなります。
冗談を言った後、着替えるから待ってねと言い、いきなり部屋着を、脱ぎ始める川奈を見て、慌てて部屋から出る俊。
川奈は仕事外では意外とだらしないんだなと外で待っている間、俊は思いました。
着替えてやってきた川名はドレスを着ていました。
「お待たせ!」笑顔で言う川奈に「本当に待ちました」と答える俊。
「じゃあ行こう!」「どこに?」「おたのしみ」そんな会話が続いた後、また?マークが飛び交う俊。
時間ないから!と川奈が言います。
「川奈さんが寝坊するからでしょ!」
そんな2人の後ろから帽子を目深に被った男がついてきていました。
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『十字架のろくにん』101話の感想
今回は前回までの恐ろしい場面はなく、日常の様子が描かれていました。
少し拍子抜けした思いと、ほっとする思いです。
おぼろげに思い出す、至極京の名前と顔。自分の名前以外、忘れている俊の脳裏には名前を聞いただけで顔が浮かぶほど、至極京は焼き付けられているのですね。
ここで記憶が戻ると一気に辛い過去が甦るのではないか?
まだ思い出さないで欲しい。
今の俊も殺人に手を染めていますが、それ以外は北見医院の仲間と楽しく過ごしているのにと思いました。
川奈の家が泥棒に入られた後のように散らかっていたのも驚きでした。
しかも寝坊して平気で大遅刻するなんて!
いつもと違いギャグ漫画のような笑える部分も面白いですね。
川奈は何処に俊を連れて行こうとしているのでしょうか?
北見と川奈は何を企んでいるのか?
後ろからついて来ている男は何者なのか?
また新たな展開があるようです。
ますます目が離せません!
(ライター:かずみん)
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