磯谷 友紀先生によるKISS2023年8月号掲載の『ながたんと青と』最新52話をご紹介します。
栄と周。
この2人には子供の頃から何かの因縁があるようです。
※本サイトでは内容に興味を持ってもらえるようあらすじ(ネタバレを含む)を紹介しています。 著作権の都合上、コマやセリフの大幅な抜粋はしておりませんので、詳しい内容はぜひコミックスをご購入いただきご確認ください。
『ながたんと青と』51話までのあらすじ
前の話はこちら!
自分たちの子供が生まれると言うのに不穏な空気を隠しきれない栄。
栄は祝福ムード漂うみんなをそのままにして車でどこかに行ってしまうのでした。
『ながたんと青と』52話の内容(ネタバレあり)
栄の少年時代
栄がソファーに座って本を賢そうに読んでいる間、周はまだハイハイのようなことを繰り返していました。
栄は子供ながらこの家族の中で自分が3番手に成り下がったのだと言うことを理解していました。
周りの家政婦さん達も自分たちよりも周のことを祝福しているようです。
栄にもそれははっきりと伝わっていて、自分が1人で部屋にいた時よりもさらに1人に感じると孤独を噛み締めていました。
栄は今思い返すとこの時から食事の味がしなくなっていたのだと思っているようです。
そしてさらに時間を進みます。
栄は大学生になっていました。
栄は周とチェスで勝負をしたときのことを思い出しました。
栄は来年からアメリカに留学しに行くと言うことを伝えます。
栄はなんと東京大学に合格していたのでした。
周も今通っている大学の事はどうするのかと不思議に思っています。
栄はアメリカへの留学は自分のお母さんから勧められたのだと。
お母さんの考えとしては一番上の兄の縁よりも弟の方が出来が良いと困るので、アメリカにいかせてその辺のことをうやむやにさせたかったのです。
ベタ焼きの秘密
2人が話し込んでいるうちにチェスの勝敗は決しました。
栄は周の手はまだわかりやすいとアドバイスをしてあげました。
しかしそのうち自分でも勝てないようになるのではないのかと。
周は栄はずっと笑顔でいるから表情が読めないと言っています。
栄も笑顔は自分をごまかすために使っていると。
お母さんがアメリカに来なさいと言っているのは実はお母さんがアメリカ在住と言うこともあったのでした。
しかしその後、栄がアメリカに行くと母親が既に亡くなっていると言う事実を知る栄でした。
『ながたんと青と』52話の感想
ベタ焼きとかどて焼きとかいろいろな焼き物が登場する雑誌ですね。
周と栄、仲良くしすぎず悪すぎずの関係。
もしかしたら兄弟ってそんなものかもしれませんね。
(ライター:R)
コメント