リカチ先生によるBE LOVE2023年7月号掲載の「星降る王国のニナ」をご紹介します。
立場上直接ニナを助けることができないアズール。
アズールはソルにニナの救出を命じますが‥。
※本サイトでは内容に興味を持ってもらえるようあらすじ(ネタバレを含む)を紹介しています。 著作権の都合上、コマやセリフの大幅な抜粋はしておりませんので、詳しい内容はぜひコミックスをご購入いただきご確認ください。
『星降る王国のニナ』43話までのあらすじ
前回の話はこちら。
ニナに下された判決は国外追放。
果たしてこれを受けてアズールはどう動くのか。
『星降る王国のニナ』44話の内容(ネタバレあり)
アズールの決断
アズールは牢獄でニナと話したときのことを思い出していました。
アズールはもともと偽物の王様。
自分の中の空洞を埋めるためにニナを必要としていたんじゃないかと思うようになっていました。
アズールは立場上自分が動くことができないので、ニナの事は将軍に任せることにしました。
そしてとうとうニナが追放される日がやってきました。
ニナは牢屋から出されてどこかに連れていかれるようです。
馬車に乗り込もうとしたところでミーヴァがこちらに向けて走ってくるではありませんか。
ニナはミーヴァにこちらに来ないように命じました。
ミーヴァは自分の意思に反してそれ以上足が進まないのを感じているようです。
ニナは改めて自分の持っている力が心をねじ曲げてしまう力なのだと実感しました。
馬車を襲撃する謎の集団
今回のニナの処遇に対してアリシャは一切関わっていないようです。
アリシャはどうやら不思議な力で未来に起こることを察してしまうようで、お付きの者たちはあらかじめアリシャを薬で眠らせていたのでした。
そしてニナの乗っている馬車をアリシャの取り巻きの連中に雇われた者たちが襲撃します。
警備の者たちは全員倒されて、残っているのはニナだけになってしまいました。
傭兵の男がニナの首をはねようとした時、何者かの助けが入ります。
それはソルとヒカミでした。
ヒカミはニナの手を引いて東にあるという村まで連れて行くようです。
しかしニナは自分のようなものはここでしんだ方が良いとすっかり怖じ気付いているようです。
ヒカミが両手でニナのほっぺたを叩いて目を覚まさせます。
ニナはかつてヒカミに生きるように命じました。
それはニナの願いでもあったが、ヒカミ自身の願いでもあったのかもしれないとヒカミは考えているようです。
『星降る王国のニナ』44話の感想
ヒカミはここまでの事情があるので、もしかしたらフェイドアウトしてしまうかもしれませんね。
そしてここしばらくはふがいない場面が多かったセトもついに動き出しそうです。
そして次回はショート短編のため、本編は1回お休みのようです。
(ライター:R)
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