『スキップとローファー』感想(ネタバレあり)アニメ化決定!爽やかな気持ちになる名作

青年マンガ

「月刊アフタヌーン」にて2018年10月から連載中の「スキップとローファー」が面白いです。

マンガ大賞2020にノミネートされ、3位を受賞。第46回講談社漫画賞にもノミネート。

そして2021年11月にアニメ化も決定した大注目作品。

2022年8月現在、7巻まで発売されています。

上京してきた女子高生が都会の高校に入学するところから始まるストーリーは

一見、ごく普通の青春マンガで変わった設定もないのですが

魅力的な登場人物と思春期の繊細で絶妙な感情描写で、誰もが共感できる内容となっており

爽やかで幸せな気持ちになれる、じわじわとクセになる作品です。

青年誌で連載されていますが、女性にも男性にも、大人にも学生にも幅広い年代にお勧め。

マンガ『スキップとローファー』の内容

作者のTwitterから1話が試し読みできます。

石川県の過疎地から、東京の高偏差値の高校に主席で入学した主人公・岩倉美津未(いわくら みつみ)。

入学を機に地方から上京した彼女は、勉強こそできるものの、過疎地育ちゆえに同世代コミュ経験が乏しくてちょっと天然。

だけどそんな「みつみちゃん」のまっすぐでまっしろな存在感が、本人も気づかないうちにクラスメイトたちをハッピーにしていきます。

クラスで人気のイケメン男子高校生、志摩聡介

打算的だけど実は努力家の江頭ミカ、カースト上位の美女、村重結月

真面目で取っ付きにくいメガネ女子、久留米 誠など様々なクラスメイトとの関係や

学生生活の中で起きるすれ違いやモヤモヤ、コンプレックスも、むつみちゃんを中心に柔らかに分かり合っていく様子が微笑ましいです。

『スキップとローファー』の感想と魅力

決して派手な設定や展開はないのですが、まっすぐで素直な主人公・むつみの人柄がとにかく魅力的で、周りの人を幸せにしていく様子が、爽やかな読後感を与えてくれます。

また、学生生活の中で味わう人間関係の気まずさや優しさ、距離感などが丁寧な描写によって描かれており、誰しも共感する点があると思います。

主人公・むつみとクラスの人気者・志摩くんの、お互い好意があるけどなかなか恋愛まで発展しない絶妙な距離感も目が離せません。

爽やかでむず痒く、不器用な青春時代を思い出せる、読むと前向きな気持ちになれる名作。

マンガ『スキップとローファー』アニメ化はいつ?声優は黒沢ともよ

マンガ『スキップとローファー』は2021年11月22日にアニメ化されることが発表されました。

アニメーション制作は「SHIROBAKO」「パリピ孔明」などのP.A WORKSが担当。

岩倉美津未役は声優の黒沢ともよさん。志摩聡介役を江越彬紀さんが演じています。

まだ正式な公開時期が公表されていませんので、2023年冬~春アニメ頃に放送開始される可能性が高そうです。

・原作:高松美咲(講談社「月刊アフタヌーン」連載)
・キャラクターデザイン/総作画監督:梅下麻奈未
・監督/シリーズ構成:出合小都美
・音楽:若林タカツグ
・アニメーション制作:P.A.WORKS

TVアニメ「スキップとローファー」特設サイト

マンガ『スキップとローファー』を無料で読む方法

マンガアプリ「コミックDAYS」で25話まで作品チケットを使って無料で読むことができます。

『スキップとローファー』1巻ネタバレ感想レビュー

『スキップとローファー』1巻の詳しいネタバレ感想レビューはこちら

以下随時追加更新していきます!

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