リカチ先生によるBE LOVE2022年9月号掲載の『星降る王国のニナ』最新34話をご紹介します。
吊り橋から落ちた2人。
ニナは目が見えなくなり、セトは植物人間のような状態になってしまっていました。
いったい2人に何が起きたのでしょうか。
しかし今はこの国から離れることを考えなければいけません。
※本サイトでは内容に興味を持ってもらえるようあらすじ（ネタバレを含む）を紹介しています。
著作権の都合上、コマやセリフの大幅な抜粋はしておりませんので、詳しい内容はぜひコミックスをご購入いただきご確認ください。
『星降る王国のニナ』33話までのあらすじ
セトは全てを失うくらいなら、自分の手でニナを手にかけてやろうと思いました。
しかしそれと同時にセトは誰かに自分を止めて欲しいとも思っていたのです。
しかし不幸にもニナは人が誰もいない森の中まで逃げてきてしまいました。
これではセトを止めるものが誰もいない状態です。
そんな時大地震が起きて吊り橋が落ちてしまいました。
『星降る王国のニナ』34話の内容（ネタバレあり）
崖から落ちたニナは真っ暗闇の中に
ニナは壁から落ちた後、自分がどうなったのか分からなくて混乱しているようです。
暗闇の中で鳥のニィナの鳴き声を聞いて我に帰りました。
ニナは周りが真っ暗なのでどうやら夜になってしまったと思い込んでいるようです。
しかしここは部屋の中、明かりがついていました。
ニナはあの吊り橋から落ちた時から目が見えなくなっていたようです。
目を凝らしてみると暗闇の中にぼんやりと小さな影が見えるような気がしました。
この小さな影に体を伸ばしてみるとこれはセトだったのでした。
セトもあの吊り橋から落ちた時からどうやら魂の抜けたような状態になってしまったようです。
そんなことをやっている間に今度はまた違う色の光がやってきました。
ニナはこの光の正体がすぐにわかりました。
アズがニナを迎えにやってきたのです。
おそらくアズはフォルトナにニナを連れて帰ろうとしているのでしょう。
しかし今のニナには気がかりなことがありました。
それはこの状態のセトをこのままここに置き去りにしてはいけないと言うことでした。
ニナは吊り橋から落ちるときにセトを助けたいと約束をしていたことを思い出しました。
しかしもしそう考えたとしても、今の自分に一体何ができるのでしょうか。
ニナに対して少し呆れるアズ
アズはいつも危険をかえりみずに突っ走っていくニナにたいして困らされてばかりでした。
しかしそういうニナだからこそ自分が好きになったのかと言うこともわかっています。
アズはここは自分の感情を抑えることにしました。
アズはセトを人質として自分の国に連れて行くことを決定しました。
将軍もその意見には賛同しています。
この先自分の国に帰るためにはくぐり抜けなければいけないポイントがたくさんあります。
セトがいれば通ることがフリーパスになる場所もあるだろうと。
ニナは人質として連れて行くことには反対しています。
アズはセトの安全は自分が保証すると言ってくれました。
こうしてニナは自分の国に戻ることになったのです。
『星降る王国のニナ』34話の感想
この漫画は2年間ぐらい読んでいますが、少年ジャンプや少年マガジンに載っていても人気が出ると思うくらい、かなり面白いです。
それらの雑誌と比べると圧倒的に読む人が少ない少女漫画誌に載っていることがもったいない気がします。
しかしそれでもやはり見てくれている人は見ているようで、先日、講談社漫画賞少女漫画部門を受賞。
他の受賞作品が転生したらスライムだった件とハコヅメなので、それと肩を並べる作品となったと言うことでしょう。
今回のエピソードですが、ニナはなぜ目が見えなくなってしまったのでしょうか。
単純に吊り橋から落ちたショックと言う事でもなさそうな気がします。
冒頭の部分のセトとアズのやりとりの後からどうなってしまったのかも気になります。
（ライター：R）
次の話はこちら！
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